2月9日 ホセさんと再会

DSC_7840.jpg
「最近、よく餌をねだりに来るんだ」という野生のオームがホセさんの腕にのる。


2月9日 前日についた麓の町からホセさんの暮らすマグイへ向かう。
以前は6時間かけて歩いて行くしかなかったが、少しずつ道が開けて今では大分奥地までバイクが入れるようになった。
バイクを持つ知人に頼んで行ける所まで乗せてもらう。40分程走る。4時間は歩いていた道のりがあっという間だ。
そこから急なつづら折りの山道を登っていく。

2時間ほど歩いく。久々のこの道はキツい。登りきったところに沢がある。ここの水を飲んで一休みするのがいつものパターン。顔を突っ込みガブリとやる。冷たくてきもちがいい。
足を進めると、ホセさんが働くマグイの学校が見えてきた。僕がいつも寝泊まりをさせてもらっているところだ。
敷地内に新しい校舎がたて始められている。

学校に着き、先生、生徒たちに挨拶をして回る。ホセさんの休憩場所となっている敷地の片隅にある用具小屋に行くとホセさんが小さなベットに横になっていた。去年6月以来の再会。あまり久しぶり感はない。ベットの枕元に手製の棚がある。日本で色々な人にもらったお守り、キンカン、サロンパス、置物などなどが丁寧に並べられていた。

日本からの預かりものを渡す。愛知で作った瀬戸物が二つ。1つにひびが入ってしまっていた。瀬戸物を作ったときのビデオを家族で見ていて楽しみにしてくれていたのに申し訳なかった。

夕方、授業も終わり、その日はホセさんの家に一緒に行くことに。一晩泊めてもらう。
妻のロサさん、孫たちにお土産を見せながら、それをくれた人たちとの思い出を話すホセさん。僕があげる各地で出会った人の名前を聞くと、すぐにその人との思い出が口をついて出てくる。こういうところがこの人の凄さなのだなと思う。

最近は、自宅にオームが良くやってきて餌をねだってくるのだと嬉しそうに話してくれた。
それと、自宅裏に作った池で魚を育てているのが順調だそうだ。
今日は再会のお祝いだと、魚を振る舞ってくれた。近所の友人も混じって、食後はビールと土地の酒を飲んだ。
12月から停電が続いていたらしいが、この日、うっすらと電気が灯った。電圧が安定せず、その直後に急に明るくなったと思ったらまた切れてしまった。蝋燭の明かりのもとで会話が弾む。小便をしに外に出ると、夜空を埋め尽くす星々。月は出ていないのに足下が明るい。

また飲み続けるも、不覚にも、途中で猛烈に眠くなってウトウトしてしまった。
エンジンがかかってきたホセさんにつき合いきれなくなってしまい、ダウン。

隣の集落に政府軍がキャンプをしているが、この一年程は戦闘は起きていない。
最近は政府と和平交渉中のゲリラFARCは、この地域から少し離れたところに移っている。
それに変わって、もう1つのゲリラELNがこの近くに入ろうとしているという話しがある。

会話の中で、そんな話題も出た。



DSC_7723.jpg
ホセさんが働くマグイの学校。ここにいつも僕は寝泊まりしている。
関連記事
スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。