ニカラグア2

焼けるように暑いマナグアを歩いていると、口に入った水分はあっという間に汗になります。もしかすると、汗になる前に蒸発してるんじゃないかというくらい、すぐに喉がカラカラになります。

10年前、ある方とニカラグアのスラムを歩いていました。
僕はひょこひょこと、置いていかれないようその人の後ろをついて歩いていました。
その日も今と同じように、真っ青な空から遠慮を知らない太陽が、日差しをガンガン照らしつけていました。

カラカラの喉を潤すために、スラムにあった雑貨屋に入りました。入り口の日陰に、確か3つくらいのプラスティック製の椅子とテーブルのセットが置いてあり、2人で冷たいコーラを飲みました。覚えてはいないのですが、最初の一口で半分以上減らしたような気がします。

店の中に、どでかいジュークボックスがありました。
そこからやけにロマンティックな音楽が流れていました。
その横のテーブルに座っていた、多分地元のカップルが、テーブル越しに方を寄せ合い熱いキスを交わしていました。
僕はそれに見とれて、ぽかんと口を開けていると、後ろから「チッチッチ」と細かくした打つ音が聞こえました。振り向くと、僕がついて歩いていたその人が、カメラを構えていました。そのカップルを狙っていたのですね。口を開けて見とれていた僕が邪魔だったわけです。

なるほど、と思いつつ、コーラを飲み干したわけですが、今もそのシーンが頭に焼き付いています。
あれは何の曲だったんだろう。正確な場所は忘れてしまったんですが、灼熱のマナグアを歩いていてパッとその場面が蘇りました。

その後、その時の写真を見る機会がありました。
とても色っぽかったです。
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