コロンビア日記12

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家族を町に避難させているホセさんは、学校の倉庫で寝泊まりしながら、普段は学校の雑務にあたっている。僕も滞在中は倉庫に泊めてもらっていた。

夜は長いので、ドン・パンチョから買ったチャピルを飲みながら過ごした。

ホセさんはアワ民族じゃない。
30歳の時に奥さんとこの地に移住してきた。以前は苦労の多い人生だった。各地を転々としてきた。何も持たないホセさんに、アワの人たちは作物の種や鶏を分けてくれた。その恩を今も持ち続けているという。

土地を開き、少しずつ築いた生活の中で子を育て、地に根付こうと努めてきた。
彼は「俺はもうアワなんだ。」と話す。ホセさんからは、アワの人々と、この土地への愛情が満ち溢れている。多くの人が、マグイを去っていった。どうすればまた人々が戻ってこれるのかをいつも考えている。

彼のもとに幾度か民兵が来た。家族の暮らす家に銃弾が撃ち込まれたこともある。地域の自立を目指すことへの圧力だ。それでもマグイのために働いていくことに「迷いはない」と言う。なんて強いんだろうと思った。
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