コロンビア日記9

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マグイで指導者的立場に立つホセさん。
以前はこの地域に中・高等学校がなく、子どもたちは距離のある町の学校へ行っていた。しかし、町の学校には先住民族よりも混血の人々がおおい。

町に行くと、先住民族に対する差別的な風潮があった。現在、マグイやその周辺の地域ではアワ民族の言語を話す人が急速に減っている。アワの言葉が町では嘲笑の対象になっていたため、90年代位から日常的に使っていた人々も言葉を恥と思い、家庭内でも使われ亡くなっていったという。それは、自身の民族への自信喪失へとつながっていく。

ホセさんは、アワ民族のための学校が必要だと考えた。そこで民族・人としての誇りを取り戻すことが地域に強いつながりを作ることになる。それは時間が掛るかもしれないかもしれないが、武装勢力に対して主権を主張し、暴力から身を守ることに繋がる。

お金のためにゲリラや右派民兵に加担する子供たちがいる。ホセさんは「お金よりも重要なことがある。それは教育だ。ゲリラに入ったが、怪我をしたり妊娠して戻ってくる人がいる。だが何年もゲリラとして生活してきた人間は、戻ってきても何もできない。お金を稼ぐことができないからまたゲリラに戻っていく。」と話す。

この学校では、アワ語とアワの世界観を子どもたちに教えている。
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