コロンビア難民の生活4 誕生日

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2011年12月撮影 


エクアドル北部の町リタにコロンビア難民が暮らしている。

12/9の誕生日を叔母さんと過ごす女の子キンベリちゃん(4)。彼女はリタで、コロンビア難民の父とエクアドル人の母との間に生まれた。
昨年、両親が離婚し、今はここで、父親の姉である叔母と、姉ちゃんの3人で暮らしている。

父親は首都のキトで仕事を見つけ一人暮らしをし、合間を見つけて帰ってくる。母親はこの町を出ていってしまった。

リタで働いていた父親は、以前、仕事中に大けがを負い、その治療費が借金として残っていた。2009年に私が会ったときリタの家具工房で働きながら少しずつ借金をかえしていたが、その工房が無くなってしまった。
リタには仕事といったら農場の日雇い仕事くらいしかない。これはエクアドル人もコロンビア人も一緒だ。お金を稼ぐために都市に出る若者は多い。彼も仕事を見つけるために娘を預けて都市に出た。

エクアドル人とコロンビア人で仕事を探すときに差が出る。麻薬や暴力のイメージがあるコロンビア人に対する差別的なものもあるのだ。ただでさえ失業率の高い中、就業する機会を得にくい。仕事がないことから犯罪に走るものもいる。悪循環だ。

幸い、彼はキトで仕事を見つけることができた。

写真の中の叔母さんもコロンビアから北難民だ。今はリタのエクアドル人家庭で家事の手伝いをしている。そのほかに家で少ないながら鶏を育てレストランへ売ってお金を稼ぐ。これからは、自宅でちょっとした日用品を扱う雑貨屋を開こうかと考えている。

難民にとって生活基盤を築くことは容易くない。



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2011年12月撮影

僕が訪ねたのは彼女の誕生日の12/9。父親は前日に来てキトに戻ってしまい会えなかった。
父親が帰ってきた日は、近所の人や友達もよんでお祝いをしたそうだ。

かぶっているのは、もうすぐやってくるクリスマスも兼ねたパパからのプレゼント。
よく見たら、キティーちゃん絵が入ってる(!)

前日のケーキを僕にもとっておいてくれました。
美味かった!


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父親のフランシスコさんと並ぶキンベルちゃん。ちょっとぐずっている。(2010年6月)

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家具工房で働くフランシスコさん(2010年6月)

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市場でCD・DVDを売るフランシスコさん。月~土は工房で働き、日曜日は市場で働いていた。(2011年6月)

(:記事の中で2/9を12/9に直しました。)

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