コロンビア政府、内戦被害者に対する「被害者救済法」を制定 (世界日報社HPより)

コロンビア内戦に関するコロンビア政府の動きがありました。
全然情報を追えてなく、一月前の記事からですが。

記事の中にもあるように、大変大きな前進だと思います。
ただ、家や土地を奪われた人の数があまりにも膨大で、国外も含め大きく移動している中、どう把握し対処していくのか。また、どこまでその責任の範囲を認めていくのか、注目したいです。 

世界日報社 6/12の記事より転載 

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コロンビア政府、内戦被害者に対する「被害者救済法」を制定
救済費用は1兆6千億円規模にも
 

【サンパウロ綾村悟】コロンビア政府は10日、半世紀近く続く内戦の犠牲者や土地を奪われた被害者に対して補償を行う「被害者救済法」を制定したと発表した。コロンビアのエル・ティエンポ紙などが報じた。

 同国の首都ボゴタで行われた同法案の署名には、コロンビアのサントス大統領に加えて国連の潘基文事務総長も参席した。

 コロンビアでは、極左ゲリラと政府軍、これに極右武装勢力を加えた三つどもえの内戦が半世紀近く続いており、被害者総数は数百万人以上になるとも言われている。

 被害者救済法は、犠牲者家族だけでなく、内戦の過程で家や土地を奪われた被害者に対して政府が責任を持って土地を返還することも定められており、想定される救済費用は少なくとも200億ドル(約1兆6千億円)に達する可能性がある。

 救済法の実行に関しては国連も支援を表明しているが、コロンビア政府自身が「現時点でコロンビア政府に補償能力はない」と言明しており、資金確保はこれからの課題。

 また、内戦で失われた個人所有の土地の多くは、いまだ極左ゲリラや極右武装勢力の支配下にあり、今回の法律制定がゲリラや武装勢力の更なる攻勢を招きかねないとの懸念も出ている。

 サントス大統領は、被害者救済法の署名後に「今日はコロンビアにとって歴史的な日になる」と言明した。同国政府の関係者は、救済法の遂行には少なくとも数十年はかかると認めているが、内戦の被害者救済という歴史的な一歩を踏み出したコロンビアの動きに国際社会も注目している。

2011/6/12 0:15

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