日記 7.13 日立市川尻

  • Day:2011.07.14 18:40
  • Cat:茨城
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震災後の3月14日、東京から茨城にはじめて帰った。
11日から13日まで今思い返してもやたら長く感じる。常磐線が取手までしか通ってなく、実家のある勝田までの交通機関の情報がない。ネットをぐるぐる回っていたら、つくばエクスプレスでつくばまでいける。そこから水戸行きの臨時バスが出ているということが出ていた。

水と食糧を買い込んで帰省した。

水戸市に入ってからの風景が忘れられない。ひびの入った道路、落ちた瓦、崩れた壁、あいている店先に並ぶ人々、ガソリンスタンドまでの信じられないような車の列。

3日経ち、表向き日常に戻ったかのような東京と茨城がこんなに遠いところなのかとバスの窓から外を見つめた。


15日から自転車で海沿いを走った。北上するほどに津波の被害が大きくなる。

そのときに、日立市川尻港近くでであった男性に、13日会いに行った。

83歳になる漁師の彼は、修理のために丘に上げていた船を津波が襲った。
幸い船が流されることはなかったが、満タンのガソリンが流され、船体が損傷した。物置代わりにしていた海辺の家屋の脇に止められた船を修理していた。家屋は浸水し、中がめちゃくちゃになっていた。記録代わりに写真を撮ってくれと言われた。

その写真が、本に掲載された。お礼と本を届けたく彼を尋ねた。
修理された船は港に停泊され、今はバッテリーが届くのを待っているとのことだった。
親から受け継いだ田んぼや自宅を案内していただき別れた。

港に浮かぶ船を説明する姿が、とても生き生きとして見えた。

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