シネミンガ

昨年10月から年末にかけてのコロンビア滞在中に、CINEMINGA(シネミンガ)と言う団体にお会いしました。

シネミンガは兵庫県出身の溝口尚美さんとコロンビア出身のカルロスさんと言う、長年ビデオを中心とした映像制作をされてきたお二人が共同代表を務め、世界各地の先住民族などの地域コミュニティーに暮らす現地の人々にワークショップなどを通じて、ビデオカメラやパソコン、デジカメ等映像機器とともに、溝口さんたちの培ってきた映像制作技術を提供し、共同作業の中で現地の人々自らが地域のメッセージを形にしていくことを目的に活動をされています。


シネミンガのHP(http://cineminga.org/)には

<シネミンガは、デジタル映像表現を通して、世界中の様々な人々が繋がった協同体です。
地域で映像制作を行い、伝統文化の振興と、地域間における草の根交流の推進を目的として
います。>

と書かれています。

ニューヨークを拠点に活動されている溝口さんたちは、2008年からコロンビアのカウカ県で地元のナサ民族と作品を作っていました。カウカは僕がコロンビアで拠点にしていたところで、ナサの村で生活していました。そんなことが接点となりメールで連絡を取らせていただいていたのですが、昨年カウカのポパヤンと言う町で溝口さんやカルロスさんたちと初めてお会いしました。

シネミンガの理念・活動は、出会った人たちに何をどう返して行ったらいいのか考えていたところに、グサリと胸にささりました。こんな方法があるのだと言う思いでした。

溝口さんは「自分の役割」と言うことをいつも考えているといいます。また、「日本人だから出来ることは何か」についても。コロンビア出身のカルロスさんは、それまで縁のなかったカウカで先住民族と仕事をすることになるとは思っていなかったといいます。今、そのカウカで地元の人達に密着し活動しながら「カウカが僕たちを呼んだんだろうね」と言います。

カウカのオフィスに泊めてもらったり、一緒にお酒を飲んだりしながら、自分はいったい何故ここに(コロンビア)来たのかと言うことがグルグルと頭の中を巡りました。それは今もです。

シネミンガの「ミンガ」は、社会の中での共同作業を意味します。コミュニティーの中では良く使われる言葉で、共同で道路の整備をしたり、清掃をしたり、また住民が力を合わせて家を作ることもとても重要な「ミンガ」です。それは、コミュニティー社会を維持する上でも、その土台となる人のつながりと言う意味でもとても重要な活動です。そして「ミンガ」の後は決まってチチャ(土地のお酒)を飲んで踊りが始まります。

「シネミンガ」とても素敵な名前です。


どうぞ訪ねてください。↓

シネミンガのホームぺージ
http://cineminga.org/

溝口さんのブログ
http://blog.canpan.info/cineminga

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<コロンビア・カウカ・ポパヤン市のシネミンガオフィス ナサ民族のメンバー>
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