【写真展のご案内】「Voces de Nuestra Tierra ~故郷の声 コロンビア先住民族」

【写真展のご案内】
「Voces de Nuestra Tierra ~故郷の声 コロンビア先住民族」

期間:8/30 (火) ~9/5 (月)  10:30~18:30(最終日は15:00まで)
入場無料 会期中無休
場所:新宿ニコンサロン 〒163-1528 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階 


期間:11/10(木)〜11/16(水) 10:30~18:30(最終日は15:00まで)
入場無料 会期中無休
場所:大阪ニコンサロン 〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階


8月から9月と、11月に、写真展をさせていただくこととなりました。期間中は毎日会場にいるつもりでいます。
お時間ございましたら、どうぞお立ち寄りください。
宜しくお願い致します。

0001のコピー2

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コロンビアに通い大分経ちます。日常にない刺激や、好奇心を満たすことが最初の動機でした。沢山の場所と人々に出会いました。20代後半からの僕の生活は、この人と場所に再会することが中心でした。
僕にとっての日常は日本にあります。日々の生活の中でふと思い出します。雨にぬかるむ山道の匂い、晴天の日の風に揺れる木々の葉音、路地に漏れる子の泣き声、まとわりつく湿気、心触れ合わせた人たちの体温—。そんな時、叫び出したいような胸の高鳴りを覚えます。そして、「また会いに行きたい」と思います。
コロンビアは52年に及ぶ内戦の中にあります。極端な社会格差是正を求める反政府ゲリラと政府軍の争いは都市から遠く離れた地で続きました。僕が出会った人々も、その中で暮らしてきました。鶏の鳴き声、服を手洗う水音、コーヒーを片手に交わす人々の会話、日常の音に混じり、時折、銃声、爆発音が山に響きます。
忘れられない一つの風景があります。山奥の集落で学校に居候していたある日の午後。洗濯物を干し終え、授業のない無人の教室で僕は一人でまどろんでいました。山から木を切り出すチェーンソーの音がうっすら聞こえていました。その時、大きな爆発音が山を揺らし、山一つ向こうの谷から煙が立ち昇ります。一呼吸おいて、衝撃波が、うねりとなって森の木々を揺らし近づいてきます。恐怖を感じる前に僕の膝は震えていました。
我に返ると、鳥のさえずりと風の音が耳に入ってきました。そして、チェーンソーの音が、何事もなかったように、山に木霊していました。日常の音です。外から持ち込まれた暴力にも侵されない日常でした。人々の強い意志を感じました。
日々の生活に派手なことはありません。淡々と繰り返される日常こそが、何より大切な守るべきものなのだと僕は感じました。
長すぎた、間延びした内戦が終わりを迎えようとしています。今も繰り返す、外からは見えない日々の暮らしを記録しました。
遠い場所にある、僕と変わらない人々の姿を見ていただけたら嬉しく思います。
スポンサーサイト

日記 3月21日


_DSC2144.jpg 

_DSC2117.jpg



「おい、ちょっと待て。俺にも撮らせろ」
最近は、撮ってる側が撮られる側にもなる。

日記 3月18日 卒業式

コロンビアに来て、初めて訪ねたナサ民族の村で僕を拾ってくれ、何も知らない僕に、いろいろ教えてくれた家族
その長男が専門学校を卒業した。WEBデザインを学んだとのことで、教えを乞うている。
卒業式&パーティーに招待してくれた。ただ招待状が2名分しかないのを知らなかったらしく、彼の父親が泣く泣く僕に譲ってくれた。本当に泣く泣くという感じで申し訳なくなった。

おめでとうハネル。

20160318125420.jpg

日記 ホセさん

DSC_7835.jpg



ホセさんの周りに鳥が集まる。
不思議な人だ。

日記 4月18日

_DSC539.jpg

九州での地震のニュースを、1日遅れでネットで知った。

5年前の震災で、僕は直接大きな被害を被ったわけではない。それでも大きな揺れや、目にした映像を思い出し、パソコンの画面に映る九州の被災状況の写真を見て息が荒くなった。まだ直接お会いしたことはないが、共通の知人が複数いることからSNSでやりとりがあった方が、大きな被害が出た町に住んでいる。SNSの更新が止まっていて心配が高まった。数日して無事でいらっしゃることがわかり、安心した。

場所が変わって、エクアドルでも大きな地震があった。その時僕は、コロンビア南部の標高3000mほどのところにあるヤナコナ民族が暮らす小さな町にいた。二つの川に囲まれた切り立った丘の上にある。後ろには標高4580mの火山Sotaraがそびえ、冷たい風が朝晩吹き降ろしてくる。

泊めてもらっていた知人の家で、晩御飯を食べている時だった。天井に吊ってある人形が小さく揺れ、窓がわずかに音を立てた。僕は全くわからなかったが、家の人たちが揺れに気づいて外に出た。「揺れてるぞー!」と、揺れの小ささに比べて大袈裟な驚きようにおかしさを感じた。

2階にテレビを見に行った父親からエクアドルで被害が出ていることを聞いた。
食事の後、インターネットを置いている自転車屋でその被害を見た。エクアドルの知人と連絡を取る。首都でもかなり大きな揺れだったようだが、無事だった。

こちらも被害が広がっている。





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。